植物(秋) -3 |
ヒナタイノコズチ (ヒユ科)
よく似たイノコズチ(
ヒカゲイノコズチ)が林の下などの日陰に生育するのに比べヒナタイノコズチは日当たりの良い原野や路傍などに生育します。。果実には引っかかりやすいように棘がついており、衣服などにくっついて生息地を広げます。ヒカゲイノコズチは花がまばらにつき、ヒナタイノコズチの方は花が密につきます。
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キツネノマゴキツネノマゴ
(キツネノマゴキツネノマゴ科)
15〜50cmの一年草で茎は四角でです。茎はまばらに分枝し、葉と共に短い毛があります。葉は2〜5cmの長卵形で対生します。枝の先に短い穂状の花序を付け、淡紅紫色で8mmほどの唇形花を付けます。
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エノキグサ
(トウダイグサ科)
別名のアミガサソウ(編笠草)。
畑や路傍などに普通に生育します。茎は直立し、高さ20〜40cmになります。赤い粒々が付いた棒状のものが雄花序で、編み笠状の苞葉に包まれたボール状のものが雌花序です。
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ヤブマメ
(マメ科)
秋に紫色をした細長い蝶形の小花を花穂に数個つけます。花後、鞘インゲンを小さくしたような豆果を付け、熟すと黒紫色になります。この地上花を咲かせると
ともに、地中にも閉鎖花を咲かせます。蔓で他の植物に絡み付いて生え、茎には毛が生えています。葉は互生して付き、長い柄がある3枚の複葉で、小葉は幅広
の卵形で、葉の裏表に毛が生えています。
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ツルマメ
(マメ科)
別名 ノマメ。大豆の原種と言われています。秋に紫色の蝶形花をつけます。葉は3出複葉で、狭卵形〜披針形の小葉で、幅が狭いので花の無い時期でもヤブマメと区別できます。果実は淡褐色の毛が密生します。。花期は8〜9月。
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