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谷本川の生き物
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植物(冬から早春) -1 |
オギ
(イネ科)
高水敷の盟主で枯れても尚存在感大です。
ススキと良く似ていますが、ススキよりもやや湿った土地を好みます。又、ススキが株立ちになり密に生えるのに対し、オギは、横に根茎が伸びる性質なので、竹のように八方に芽を出し大きな群落をつくります。
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セイヨウタンポポ
(キク科)
土手の植物は冬枯れで茶色に
なっていますが、良く見ると陽だまりにはセイヨウタンポポ(外来種)が花をつけています。在来種のカントウタンポポは、春にしか花をつけませんが、セイヨウタンポポは、一年中ポツポツと花をつけます。この点も在来種を駆逐して繁殖地を広げている理由のようです。
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コセンダングサ
(キク科)
9月〜10月に黄色の頭花だけの花弁の無い花をつけます。熟すと放射状の丸い実になり、被服につくとチクチクして厄介です。
植物が生活圏を広げる方法は、風に乗って飛ぶもの、はじけ飛ぶもの、動物に食べられて運ばれるもの等色々ありますが、センダングサの仲間は
動物や被服にくっついて運ばれます。
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